著作権が非親告罪になることでWebライターが注意すべき事とは?
おウチで子育てしながらWebライターゆいです^^
Webライターやクラウドソーシング、アフィリエイトなどで収入を得ています。
ところでここ数日、Webライターなら聞きづ手ならぬニュースがちょっと話題になりましたが、覚えてますか?
著作権が非親告罪になるかもしれない
というニュースです。
参考)Yahoo!ニュース
難しい漢字ばっかり並べて辞めてほしいですね。笑
でもそうも言ってられないので、私なりに調べたことをわかりやすく(?)説明していきたいと思います。
Webライターでなくても大事なことなので(特にネットビジネスをしている人、ブログを書いている人)ぜひ読んでください(●^o^●)
1.著作権が非親告罪になるってどういう意味?
この疑問を解決するにはまず、「著作権」と「非親告罪」について知っておく必要があります。簡単にご説明します。
1-1)著作権とは?
著作権についてはほとんどの人が一度は聞いたことがあると思いますが、著作権とは
著作権法という法律で保護されて
おり、その内容は
文化的な創作物を保護の対象とする
こととなっています。
(参照:公益社団法人著作権情報センター)
著作権の特徴は、
著作物を創作した時点で自動的に権利が発生
(参照:公益社団法人著作権情報センター)
することにあります。
つまりどこかに登録しなくても、創作すればその創作者に権利が発生するわけですね。
よってこの文章も私に著作権がありますので、パクっちゃやーよっ!!
1-2)非親告罪とは?
著作権のもうひとつの特徴が「非親告罪」です。“申告しなければ罪にあらず”
とでも言いましょうか。
著作権を持った人が
「あの人、私の著作物をパクってます\(゜ロ\)(/ロ゜)/!!」
って言わなければ罪に問われないんですね。
罪に問われないというか、罪は罪なんですけど、正確に言うと「刑事罰に問えない」ということです。
「刑事罰に問えない」というのは警察が捜査して、その証拠をもとに検察官が起訴云々・・・
なんですが、難しすぎるので割愛します。
例えばですけど、警察官の目の前で窃盗したら捕まりますよね?
そして相応の刑事罰を受けます。
しかし「非親告罪」の場合は権利を持った人(=この例で言うなら何かを盗まれた人)が、被害を申告しない限り、刑事罰を問うことができないんです。
非親告罪にあたる犯罪はたくさんありますが、それぞれ理由があります。
例えば性犯罪などでは、被害者の感情やプライバシーに配慮して非親告罪が一部導入されています。
一方で「非親告罪」であることを悪用して、犯罪が野放しになっているという面も否めません。
1-3)著作権が非親告罪になるとは?
ここまでをまとめると、「今」は著作権は親告罪であり、著作権者が被害を訴えないと刑事罰に問えない
のが、
「今後」は著作権は非親告罪となり、著作権者の訴え如何に関わらず警察や検察が捜査して刑事罰に問うことができる
ようになるということです。
2.TPPが著作権の非親告罪化の原因?
なんでまた今まで(少なくとも表面的には)波風立てずにいた著作権の親告罪が、表面化したかというと、ここ2年くらい騒ぎになっているTPPが絡んでいるんです。また難しい横文字が出てきましたが、TPPとは超絶簡単に言うと「仲間内のルールを一本化して、相互に経済や交流を活性化させよう!」っていうやつ。
このTPPにはすでに12カ国が参加を表明していて(さらに検討国もあり)、日本も参加を表明しています。
その参加国のなかで著作権が親告罪だったのが、日本とベトナムだけだったのです。
はじめは日本も非親告罪になることを拒んでいましたが、まぁ12対2。
その結果、今回著作権を非親告罪にするという方向になりました。(適用範囲に制限を設ける予定)
こんなところでTPPの影響が出るとはっ!!!
3.著作権の非親告罪適用はいつから?
で、実際私たちが気になるのは著作権の非親告罪適用はいつから?ということ。法律はいつ変わるの??って話です。
この件に関してはまずTPPの方の会議で7月末に会合が開かれるとのこと。
そこで決まったことを元に、また日本での調整や法改正となるでしょうから、著作権がすぐに非親告罪になるということはないようですね。
特に日本はアニメや音楽など二次創作の文化も盛んですし、それが一大マーケットになっていることを考えると各方面での調整は難航しそうです。
4.著作権の非親告罪化でWebライター業への影響は?
これまで著作権を侵害するような、またグレーゾーンを綱渡りするような方法で仕事をしていなければ特に問題がないと思われます。たとえ非親告罪になっても、ただでさえ忙しい警察が無数にあるWebサイトを著作権侵害を見つけるためにチェックするとは思えません。
これまで通り、まっすぐに仕事していればむやみに恐れる必要がないと考えています。
ただ気をつけたいのがブラックな手法はもちろん、グレーな手法をやりまくっていた人、業界内で評判のよくない人。笑
ネットビジネスの業界にもいますが、
グレーだけど何も言われなければ問題ない。それくらいリスク犯さないと成功しないよ!
なんてうまいこと言っているひとがいますよね?
You○uberの一部でも見かけたことあります。
人の著作物をパクっといて、
「宣伝になれば相手も何も言ってこないから、勝手に使っても大丈夫」
とか言っていて、ひんしゅくを買ってきた人要注意です。
ネットは炎上社会ですから、目を付けた人がアラ探しを始め、ターゲットの問題点を洗いざらし出してきて警察に通報!ってことが考えられます。
問題の中身によっては警察も動くかもしれません。
そうなったときは稼ぐとかなんとか言ってる場合ではなくなるので・・・
まとめ
うまくまとめられたのか甚だ疑問ですが、Webライターの仕事もネットビジネスも清く正しく美しく!これ、基本です。笑
Webライターの仕事について聞いてみたい!
とりあえず私と話してみたい!という方は、コメントなりFacebookから連絡ください(^-^)
私も所属しているWebライターグループのお仕事情報や在宅収入情報が手に入る無料メルマガもあります。
登録はこちらから
yuiyui
最新記事 by yuiyui (全て見る)
- 妊娠後期の腰痛…産後に残さないために - 2015年9月25日
- webライターがアフィリエイトを始めるのに必要なスキルとは? - 2015年9月24日
- webライターが肉体労働から解放されるために必要なこと - 2015年9月18日
yuiyui様
先日は当方のブログに訪問ありがとうございました。
アニメ系は別ブログで普段から書いているし、実際に見ている作品を優先的に契約依頼ということもあって私は描きやすいのですよ。
また何かありましたらお気軽に。
ウェブライターは、情報元がそもそも誰かの著作物なので難しいところがありますよね。
って言ったら、論文系統なんかはみんなそうなんですけど。引用表記があるとは言え。
頑張りましょう。
りぃあさん、
こちらこそご訪問ありがとうございます。
やはり普段からやっていること、経験があることを元にライティングするというのが一番ですね。
記事の中身の充実という面でも、書きやすさという面でも。
またご訪問させていただきます。
おっしゃる通り、Webは特に転載やコピペが簡単なのでそもそも著作権の帰属先を見つけるのが難しいですよね。
今後もルールを守りつつ、活動していきたいと思います。
ブログへのコメントありがとうございました。
おかゆかゆと申します(*´∀`*)はじめまして。
著作権。
うーんブロガーなら意識しなくてはいけない問題ですよね!
ワタシも普段から気をつけているつもりだけど、
あまり詳しくなく・・・
「これ、いいのかな?みんなやってるからいいかな?」
ってことも正直あります。
でもそれじゃいけないですよねぇ。
ワタシもルールを守って活動していかねばって思います!
おかゆかゆさん、
こちらこそ訪問ありがとうございます!
nanacoの話もとても参考になりました。
私も最近クレジットカードのポイントを見直すセミナーに参加してりしてたので^^
著作権問題は、普通にやってれば問題はないでしょうけど
これからは気をつけないといけないかなーと思っています。
外国では特に厳しいですからね!
うっかりそういった国のコンテンツの著作権を侵害したりしないように・・・
ルールを守りつつ、楽しく活動していきたいですね!
また訪問させていただきます^^